数あるホットスタンプの中でも、インモールド成形転写は金型内に印刷したフィルムを送り成形時に内在する熱と圧を利用して、成形品を作るのと同時に転写を行います。
そのため従来不可能であった3D曲面や、穴が空いている成形品、緩やかな凹凸面への加飾が行えるようになるなど、転写フィルムの進化・発展した技術ともいえます。
カタニ産業株式会社で提供しているインモールド成形転写の主な使用事例としては、携帯電話などの通信機器やカーナビパネルやインジケーターといった自動車パーツ、冷蔵庫やスイッチパネルといった家電、アミューズメント機器部品といった日用品などが挙げられます。
では実際にカタニ産業株式会社の提供するインモールド成形を用いることでどのようなメリットがあるのかというと、今まで行われていた塗装の工程を大幅に削減することが可能で低コストで量産を行うことが実現できます。
また今まで難しいといわれてきた複雑な形状に対してもこの方法なら対応することが可能で、デザインの自由度に優れていることや表面テクスチャーにメッキ調など、幅広いバリエーションに対応することができます。
また成形と同時にハードコート処理が行えるため、機能性をアップさせることができますし、塗装やメッキ処理と比較して有機溶剤の使用を軽減可能なので環境面でも優れているなど、カタニ産業株式会社で提供されているこの技術は大きな強みを持っていると注目されています。